2018年セリーグのペナントレースも広島東洋カープの優勝になりそうですね。
今年だけではなく来年以降もかなり強そうなんですけど(笑)というくらいの広島東洋カープの優勝は今回で9回目となります!
これまでに7回日本シリーズに進出しているカープですが何回日本一に輝いているのでしょうか?
広島東洋カープの過去の日本シリーズについて少し振り返って見たいと思います!
1975年 対阪急ブレーブス戦
初めて日本シリーズに進んだのが、セリーグ初優勝の時の昭和50年になります。
この時は「赤ヘル旋風」という言葉が流行したように赤い帽子に変わったのはこの年からだったんですね〜さすがに知りません(笑)
そして優勝したこの年、阪急ブレーブスとの日本シリーズに挑むますが、0勝4敗2分で1度も日本シリーズで勝利することはできませんでした。
この阪急ブレーブスも日本シリーズには何度も出場していたのですが、日本一になったのはこれが初めてだったとのことです。山田・福本などがいた頃ですね。
ちなみにこの年の監督は古葉竹識さんですが、途中までは元メジャーリーグの監督でもあったジョー・ルーツ監督でした。
この人が「赤ヘル」の発案者でもあるそうです。
1979年80年 対近鉄バファローズ戦
そして世間的にかなり有名なのは、この1979年の広島日本一でしょう。
いわゆる江夏の21球と呼ばれるものになります。
今見るとかなり映像が古いですね。
近鉄が最終回に無死満塁の大チャンスを迎えましたが、これを江夏投手が抑えて日本一に輝きました。
そしてその翌年もまたまた4勝3敗で近鉄を下し、連続の日本一を成し遂げています。
この時の近鉄の監督は日本シリーズに8回出場して結局1度も勝つことができなかった西本幸雄監督でした。
またこの連続日本一の後、江夏投手は日本ハムにトレードされています。しかも1981年にはその日本ハムが優勝するという、まさに優勝請負人という言葉がぴったりの選手でした。
1984年 対阪急ブレーブス戦
そして1984年の日本シリーズは阪急ブレーブスとの対戦になりまして、これも4勝3敗で勝利して3度目の日本一の輝いています。
この当時の映像を見ると、第3戦から第5戦の西宮球場での試合には空席があるんですね〜
今の時代では考えられないですが、当時は平日の昼間に試合をしていた関係もあるでしょう。
それにしても阪急は人気がなかったんですね(苦笑)
これが3度目の日本一となりまして、広島東洋カープの最後の日本一はこの時となっています。
1986年 対西武ライオンズ戦
そして史上初の第8戦までもつれ込んだシリーズはこの1986年の日本シリーズです。
この年はスーパールーキー清原選手の一年目のシーズンでして、第1戦引き分けの後広島が3連勝をしています。
そして第5戦から西武が4連勝をして逆転日本一になった年ですが、この秋山選手のバク転で覚えている方も多いのではないでしょうか。
この日本シリーズは現在福岡ソフトバンクホークスで監督を務める工藤公康投手の投打に渡る活躍がすごかった年です。
1991年 対西武ライオンズ戦
この時すでに王者として君臨していた西武ライオンズですが、もちろん下馬評も西武有利でした。
ただ意外と広島が検討したという見方をされている日本シリーズですね。
結果は4勝3敗で西武が日本一になりましたが、力の差をあまり感じないシリーズだったように思います。
2016年 対北海道日本ハムファイターズ戦
そして記憶に新しい2016年の日本シリーズですね。
大谷翔平選手の二刀流にも注目が集まりましたが、この広島東洋カープも25年ぶりの優勝ということで沸きに沸いた年でしたね。
やはり持っている選手というのは存在するようで、大谷選手がいる北海道日本ハムファイターズが4勝2敗で日本一を飾りました。
黒田投手最初で最後の日本シリーズとしても印象的なのですが、その黒田投手が投げた最後の打者というのが大谷翔平選手だということも何かの縁を感じますね。
そして2018年は1984年以来34年ぶり4回目の日本一を目指すことになります!
もちろんクライマックスシリーズはありますが、普通にやればカープが出てくると思われます。
今年の日本シリーズも熱い戦いを期待しましょう!