昭和53年にスタートし、2017年で40回目をむかえる香住ふるさとまつり。
その一番の見どころが、夜に行なわれる海上花火大会です。
会場である香美町の人口は18,000人ほど。
これに対し、2016年の花火大会では45,000人の人出があったというから驚きです。
地元にとっても一大イベントであることがわかりますね。
香住ふるさとまつりの概要や会場までのアクセス、周辺の観光情報についてまとめました。
花火大会の日程は?
兵庫県の北に位置する、香美町の香住。
冬は松葉ガニの水揚げで有名ですが、夏のメインイベントといえばこの香住ふるさとまつりでしょう。
以前は香住町という地名があったのですが、2005年に村岡町・美方町と合併し、香美町と名前を変えました。
現在、香住町のあったエリアは「香住区」と呼ばれています。
2017年の香住ふるさとまつりは、7月22日(土曜日)に行われる予定です。
次の日もお休み!という人は多いでしょう。観光をかねて、泊りがけで出かけるのも良いですね。
目を引くのはラストを飾る海上花火大会ですが、日中も楽しいイベントが開催されています。
9時30分〜13時00分 たらいこぎ大会
9時30分〜13時30分 フリーマーケット
9時30分〜11時30分 こども大会
「うみのひろば」で行なわれるこれらのイベント。中でも、たらいこぎ大会は香住名物として注目を集めています。
賞金が出るとあって、どのチームも真剣な様子。
観客として参加するだけでもおもしろいでしょう。
花火大会は何時から?
気になる海上花火大会は、20時00分から香住浜で開催されます。
打ち上げ終了時刻は21時00分。1時間のあいだ、およそ2,500発の花火を楽しむことができます。
スターマイン、尺玉、斜め打ちなど、見ごたえある構成になっていますよ。
とくにフィナーレは必見!最後の10分間は見逃せません。
荒天時は23日(日曜日)に延期となりますが、多少の雨なら予定通り打ち上げられます。
出発前に天気予報をチェックして、降水確率が高ければ雨具の用意をしておきましょう。
カサよりも身動きをとりやすいレインコートがおすすめです。
会場となる香住浜周辺までは、JR山陰本線「香住駅」から歩いて5分。
子どもでも難なく歩ける距離ですね!
ただ電車の本数は都会よりも少ないので注意は必要ですが(笑)
香住ふるさとまつりでは、2,000台が収容できる駐車場が用意されています。
この他に臨時駐車場も設置されるため、車でも安心。
しかし、最寄りのインターチェンジである日高神鍋高原から50分ほどかかるため、事前にルートをしっかり調べてから出発したいですね!
観光も楽しもう!
香住周辺は観光資源も豊富。
花火を見るだけでなく、ぜひ他の観光スポットも訪れてみませんか?
<境・今子エリア>
今子浦海水浴場には、かえるの姿をした大きな奇岩・かえる島があります。
昔、海に出た男たちが無事に「かえる」ことができるように祈願したことから、祈願岩として親しまれています。
また、「日本の夕陽100選」にも選ばれている香住海岸の夕陽を見渡せるのもこのエリア。
ゆうなぎの丘や、大引きの鼻展望台へ足を運んでみましょう。
<下浜エリア>
太古に生息していた大型哺乳類の足跡化石や、海岸線に点在する小島と松が美しい但馬松島など、歴史・自然を感じたい人はぜひ下浜エリアへ。
山陰海岸のあたりは、日本海を形成するに至った痕跡など、日本の地形・地質遺産が豊かな地域です。
花火とはまた違った楽しみ方ができそうですね。
まとめ
兵庫県というと神戸や姫路を思い浮かべてしまいますが、日本海側も見どころが多そうですね!
7月は最高気温が30度を超える日も多いため、暑さ対策を万全にしたいところ。

水辺で開催される花火大会の魅力は、何と言っても水面に映る花火の光だと思います。
香住ふるさとまつりで、日本海に映る花火を楽しんでみてはいかがですか?